2023年 中途入社
入社 2 年目/ 37歳
品質管理部 検査課 清水 公亮
仕事と家庭を両立しやすい環境のもと、
未経験から着実に成長中。
基本的な検査業務を覚えることからスタート。
前職は、ハーネス(加工電線)の製造・販売会社で生産管理を担当していました。3年ほど勤めていましたが、自宅からの通勤距離が遠く、サービス残業も多かったため、家庭や子育てとの両立が難しいと感じ、転職を考えました。

古河市内の自宅から通いやすい会社を探していたところ、出会ったのが白川電機製作所でした。電気関係の仕事であれば、今後も安定していると考えたほか、募集をしていた品質管理の業務については、ほとんど未経験だったにも関わらず、内定を出していただけたので、「心機一転、がんばってみよう」と思い、入社を決めました。

入社後は、予定通り品質管理部 検査課に配属。未経験からのスタートだったため、最初のうちは上司や先輩からマンツーマンで仕事を教わりました。まずは製品が設計図通りの寸法で作られているかをメジャーで測って確認する外観検査からスタート。次にマイクロメーターで塗装の厚みを確認する膜圧検査、さらにはボルトやナットを改めて締め直す増締め、その後は機器確認、動作確認、送電・耐圧試験など、製品に関する基本的な検査業務について、一つひとつ丁寧かつ分かりやすく教えていただきました。未経験者の私を導いてくれた上司や先輩には、本当に感謝の気持ちしかないですね。
設計図通りの高品質な製品を納入するために。
入社2年目の現在は、先輩社員と二人一組でキュービクルの検査業務を担当しているほか、比較的簡単な回路構成の分電盤については、一人で検査を行うこともあります。自分自身では「少しは成長できたかな」と思うことはあるものの、検査課は、出荷前のキュービクルや分電盤の最終チェックを行うなど、社内でも非常に責任の重いミッションを担っている部門です。そのため、これからも検査に関する幅広い知識を身に付け、さまざま経験を積んでいかなければならないと感じています。

実は、つい数カ月前、検査中の機器に間違った電圧を掛けてしまい、機器を燃やしてしまったことがありました。出荷前の検査であったため、大事には至りませんでしたが、私の単純な勘違いから発生したミスであることは間違いありません。それ以降は、少しでも気になることや分からないことがあれば、ベテランの先輩社員に確認を取ることを心掛けています。また、上司や先輩に教わったことは、コピーした図面にメモを書き入れて保存しておき、次回以降の検査作業時にも参照できるようにしています。

このようなミスを経験したこともあり、製品に電気を流して動作確認をする際に、図面通りに動作してくれただけでも嬉しくなります。何も起こらないことが私たちにとっての喜びであり、設計図通りの高品質な製品を納入できた際に、仕事のやりがいと達成感が得られます。
古河市に住んで12年。
自然豊かで子育てにも最適な街。
当社は残業もそれほど多くなく、転職の理由となっていた「仕事と家庭の両立」については大幅に改善しました。前職では毎月100時間以上残業していましたが、当社では繁忙期でも20時間前後であり、定時で帰宅できる日も少なくありません。そのため、仕事が定時で終わった日は、私が上の子の学童と下の子の保育園にお迎えに行きます。以前は子育てを妻に任せっきりだったので、妻も私の転職後の状況を喜んでくれているようです。また、休日出勤が発生することもなく、土日はしっかりと休めるので、子どもたちと一緒に公園に出かけて遊ぶ時間も増えました。

私はもともと大阪の出身ですが、就職を機に12年前から古河市内に住んでいます。最初に古河に来た頃は「大阪に比べて街灯も少ないし、駅も遠いし、ちょっと不便だな…」と感じたこともありました。ただ、自家用車を持ち、車で移動できるようになってからは、不便さを感じることもなくなりました。自然も豊かですし、子どもが遊べる公園もたくさんあり、都内へのアクセスも悪くありません。子育てをしながら働く方々にとっても暮らしやすく、自信を持ってオススメできる地域です。